耐震リフォーム
最近は全世界、日本でも全国各地方で大きな地震が頻繁に起こっていますね。
2016年の熊本地震や2011年の東日本大震災など、皆様も記憶に新しいのではないでしょうか。
耐震工事については、詳しく知らない方がまだまだ沢山いらっしゃるかと思います。
「もしもの時のための対策として、耐震工事を行いたい。でも、耐震工事ってものすごくお金がかかるし……。」
そんな理由で耐震工事に二の足を踏んでいる方のために、このページでは耐震工事の補助金に関するご説明をします!
耐震工事への補助金制度
市の耐震工事への補助金制度はご存知ですか?
非常にありがたい制度ですので、これまでご存知なかった方にもぜひ活用してほしい制度です。
ただし、すべての建物が補助を受けられるわけではないんです。
補助金を利用する条件
補助制度を利用するには、大きく分けて4つの項目が条件となります。
- 昭和56年5月31日以前に建てられていること
- 市の無料診断書があること
- 耐震基準の数値が0.7未満であること
- 耐震工事によって、この耐震基準値が1.0以上になること
例えば、昭和56年6月以降に建てられているお家については、補助金対象外の物件となります。
建物診断書の準備
制度の利用申請にあたって準備が必要なのは、市の診断書です。
市役所に診断をしてほしいと依頼をすれば、担当の方が都合を合わせて現場の調査を行ったうえで、診断書を作成してくれます。無料ですので、ご安心ください。
その診断書を元に、私達が国に定められた耐震基準値を満たすように、耐震工事の計画を立てます。
補助金の上限額について
補助される金額は、平成28年度中の豊橋市においては最大90万円の補助金を受けることができます。
補助金の上限額は、市町村や年度によって様々ですので、一度ご自宅の所属される市町村のホームページなどでご確認ください。
例として、豊橋市では、最大で120万円の補助金が組み込まれた年もありました。
補助金がおりるということは、お客様にとって予算面で余裕が持てるだけでなく、市役所の調査やそれに伴う書類、現場施工の確認もありますので「耐震工事はしっかりやりたいから、業者のみの管理だと不安……」というお客様にとっては、安心の耐震工事が受けられるかと思います。
補助金申請の手順
まずは私たち(ニッカホーム)が現場調査を実施します。
実際の現場の状況確認・図面確認・現場の写真撮影をさせていただきます。
写真撮影を行うのは、申請の際にかならず必要になってくるためです。必要な写真は、工事前・工事中・工事後の写真の3枚以上です。
現場調査を行ったら、まずは現状の耐震診断結果をニッカホームが作成します。書類の一例を見てみましょう。
診断結果の数値を算出します。この総合判定の数値によって、受けられる補助の内容や金額が異なります。
今回の案件では現地調査の結果、右図のとおり数値が0.7未満の結果でした。この結果、補助金の対象物件となることがわかります。
この数値を1.0以上まで引き上げるための耐震計画を作成していきます。
耐震金物
金物の補強計画で、家のどの部分にどの金物を使用すべきか算出します。
これは耐震金物のほんの一部です。
補助金を受けるにあたって、市役所の方が写真で状況を把握できるようにピンポイントで一か所ずつ算出した金物の写真を撮ります。
筋交いを入れる・耐力壁にする等、金物以外でもさまざまな面での耐震計画を立て、最終的に判定の数値が1.0以上になれば耐震工事の完了です。
ご不安なことがありましたら、何でもご質問にはお答えできます!
耐震工事は、ぜひニッカホーム豊橋ショールームへお任せください!